これを特殊な注文とするのは不適切かも知れませんが、日経225先物の注文を行う時に、CME日経先物の価格を参考にすることはよく言われます。

CMEとはシカゴ・マーカンタイル取引所(Chicago Mercantile Exchange)のことで、CME日経先物とは(CME日経平均先物とも言います)このシカゴ・マーカンタイル取引所で取引されている日経平均の先物です。
その日の日経225先物取引の始値はCMEにサヤ寄せすることが多いので、CMEの価格のチェックは欠かせません。
前日の大証日経平均先物と比較してCMEが高いか安いかで、おおよそのその日の動きがつかめると言われています。
したがって、CMEが前日の大証価格よりも高ければ、これから上がっていくことが予想されるため、買いから入り予想通り上がってきたら売ると言うことになります。
これとは逆にCMEが前日の大証価格よりも安ければ売りから入って下がってきたら買い戻すと言うやり方になります。
このことからもわかるように、CME日経先物を参考にして「売り」か「買い」かを決定する注文の仕方は、同じ日のうちに決済することを前提にした注文方法と言うことになります。
さて、前段で基本的な注文方法である、「成行」、「指値」、「逆指値」そしてそのバリエーションとして、「寄成」、「引成」、「寄指値」、「引指値」、「不成」などがあることを説明しました。
これ以外に、特殊な注文方法がありますので、それを説明していきましょう。
まずはペア注文という注文方法があります。
これは2つの注文を同時に発注し、一方が約定した時に未約定のもう一方の注文を自動的にキャンセルする方法です。
例えば、ある程度の値幅の範囲内で膠着しているような場合、そのレンジの上限で売り指値、レンジの下限で買い指値を同時に注文するなどの方法です。
誰でも、一日中パソコンに貼り付いているわけには生きません。
ちょっとした隙に絶好の決済のタイミングをのがしてしまうこともあります。
そう言う時にこのペア注文が便利です。
つまり売買の上限下限を設定しておくことで、価格がどちらかに到達した時点で、利益確定または損失限定できるというやり方です。
次の段でもう少し具体的に見てみましょう。
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それでは、実際に日経225先物でスプレッド取引を行った場合の具体例を見て考えてみましょう。
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